| 第2回コラム:2007年7月27日 | F1のテレビ放映 |
| グランプリ毎にサーキットに足を運んでいる人は数少ないであろう。 (いたらすごいことだ。お金はかかるし時間はかかるし。) となると、皆がF1を観る手段となると、テレビ観戦しかない。 日本に限らず、世界中のF1ファンの観戦手段の大半がテレビであるならば、 テレビから発する情報をもっと充実させる必要がある。 たとえばピットイン。 ピットインの作業は、全チーム全ドライバーを映すべき。 トップチームは必ず映すものの、下位チームは映ればラッキーという程度。 こんなんでは下位チームのファンは増えないし、映らないから下位チームの スポンサー獲得も厳しい状態が続き、悪循環そのものだ。 もし数台が同時にピットインしたのなら、上位チームはライブで流し、 他のチームはリプレイで流せばよい。 それくらいの放映をしなければ、F1の面白さは伝わらない。 どのチームのピット作業に問題があるかといったことも視聴者は把握できない。 そして、ピットインしたら、ピットに止まっている時間が映し出されるが、 それに加えて給油ホースを差し込んだ秒数もカウントしてあげればいい。 こういうのは意外と視聴者は知りたいものだ。 「次のピットインは何周目くらい」とか自分で予想ができる。 FIAはこういうきめ細かい対応が足りない。 放映に関してはあまりも疎かとしか言いようがない。 次に順位表示。 順位については、左側にコントロールラインを通過したら順に表示されたり するが、それだけでは物足りない。 順位は全順位を画面上部の横スクロールして、レース中はずっと流すくらい してほしい。 アメリカのF1以外のレースでは、こういう表示が多く採用されている。 次にオンボードカメラ。 もっとオンボードカメラの映像を増やすべきだ。 そして、たとえば、あるひとつのコーナーの駆け抜けていく姿を、 複数のドライバーを順番に流す。 これでドライバーの攻め方の違いがわかる。 ある者は縁石を目一杯つかい、ある者はそうでなかったりする。 こういった違いは、オンボードカメラでよく伝わる。 昔のF1は、今ほど安全性が高くなかった。 今のようにコクピットのサイドは盛り上がっていなかったので、 ドライバーのステアリングを切る動作が普通の映像でもよくわかった。 今はサイドが盛り上がってヘルメットの半分くらいしか見えない。 だからステアリングを切る動作は、もっぱらオンボードカメラに 頼るしかない。 以上がレース中の放映に関する不満だ。 次からは、番組の構成について。 これはフジテレビに不満をぶちまけたほうがいいのかどうかは 分からないが・・・(FIAの国際映像に限りがあるかもしれないので) 地上波のフジテレビはほとんど観ないのでコメントは差し控えるが、 フジテレビ721のCSに対して不満があるので述べたい。 決勝レースは、決勝の中継に全力を注いでいるので特に問題はないが、 予選やフリー走行ではもっと充実できないものだろうか。 たとえば、木曜の記者会見の模様を要所要所に挟むとか、 木曜の車検の様子を流すとか。 それからピット裏の各チームのモーターホームとか。 モーターホーム内でのF1ドライバーの食事の姿や、 各チームのモーターホームの違いなどはかなり面白い。 こういうのが雑誌でしか見れないのが非常に残念。 グランプリが始まる週の火曜や水曜にチームが到着して、 木曜日までのピットの準備作業なんかも面白い。 ジャンボ飛行機でF1マシンが空輸されてくる姿や、 大型トラックで輸送されてくるF1マシンもダイナミックで 面白い。 こういったF1の裏方の姿をどこかで取り入れてもらいたい。 F1グランプリがどうやって始まってどうやって終わっていくか も放映すると、いかにF1がすごいかというのが実感できるはずだ。 人は、苦労している姿やがんばっている姿を見ると感動する。 汗水流してはたらいいているメカニックの姿を映したり、 そういう人たちがレース後に無邪気に喜んでいたり姿を見ると 感動する。 ドライバーだけではなく、様々なチームの人間模様をもっと映像に 取り入れたらどうだろうか。 こういうことをやっていけば、F1のファンがグッと増えると思う。 フリー走行⇒予選⇒決勝という流れを、ほとんどが車だけの映像だけでは もはや感動は味わえない。 もっと人間模様を・・・ |
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