F1とタバコ広告
2003年のアメリカGPで果たして気付いた方が何人いらっしゃるか分かりませんが、フェラーリはスポンサーである「マルボロ」を真っ白に塗りつぶして、広告をしていませんでした。
対して、マクラーレンは「WEST」をスポンサー表示していましたし、ルノーの「マイルドセブン」も表示していました。国によってたばこ広告の規制が違うようです。
アメリカでは、1種類のレースに限っては、広告を認めているようです。この1種類というのは、結構範囲が広くて、4輪レースがすべて含まれてしまうようです。
例えば、アメリカのIRLでマルボロカラーのマシンが走っていた場合は、アメリカのF1はマルボロの広告禁止、といった具合です。
マルボロはほかの4輪レースで広告していたので、F1では広告できなかったんですね。
WESTやマイルドセブンやラッキーストライクはまだアメリカの4輪レースで広告していなかったのでOKだったというわけです。
カナダは2003年にたばこ広告を全面禁止にしたので、2003年のF1カレンダーから外されてしまいました。2004年には復活を果たしましたが。
スポーツを健康に害のあるたばこ広告で運営することがよくないということでこのような禁止を行なう国が増えていますが、50年ものF1の歴史の中で、たばこマネーは切っても切れないくらい助けられてきました。
たばこ以外のスポンサーがチームにくっついてくれればいいのですが、なかなかそうもいかないみたいですね。
しかし、そうも言っていられなくなりました。EUなど、数多くの国々でタバコの広告が禁止されました。
よって、チームは代替スポンサー探しに必死になりました。今では代替スポンサーも見つかり、多くのチームがIT企業や通信会社をスポンサーにしています。
ただ、タバコロゴをまとったF1マシンは、時には非常に美しく、1980年代のロータスについたJPS、同じく1980年代のマクラーレンについたマルボロ、同じく1980年代にロータスについたキャメルなど、カラーリングに特徴あるマシンが多く、魅了された人も多くいました。
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