サーキットの特性について

F1のサーキットは、国によって設計も様々です。公道を使用したものや一般的なサーキットや、一般的なサーキットでも滅多に使われることが無い為、路面がすごく汚れているサーキットや、凸凹の多いサーキットなど本当に様々です。
多くのサーキットは、通常右回りが多いです。ブラジルやトルコのサーキットは珍しく左回りです。日本の鈴鹿サーキットは、立体交差のある8の字型で、これも珍しいです。
(昔は右タイヤと左タイヤに別の種類を履くことができました。例えば右回りのサーキットは、左側に遠心力がかかるので左側の方が早く擦り減ります。よって左側に固いけど長持ちするタイヤを履かせ、右側に柔らかめのグリップのいいタイヤを履かせたりしていました。故セナがよくこのようにしていました。)
1レースの基本的な走行距離は、合計で305kmを初めて超えた距離(周回)と定められています。つまり、1周6kmのサーキットなら、6×51周=306kmとなり、305kmを超えるので、51周となります。
1周3kmのサーキットなら、3×102=306kmとなり、102周もしなくてはなりません。(F1が開催されるサーキットではそんなに短い距離のところはありません。)
但し、モナコだけは例外です。3.340km×78周=260.520kmで開催されます。
一般の公道を使うことと、305kmを当てはめると時間がかかりすぎることにより、伝統的に例外が認められています。
それからレギュレーションで、レースが2時間を超えた場合、「2時間を超え、その後に1位の車がコントロールラインを瞬間」にレース終了となります。(正確にいうと、1位がコントロールラインを通過したら、他の車は、その1位の車の後にコントロールラインを通過した時点で終了となります。)
雨でレーススピードが遅くなった場合や、セーフティーカーがレース中に何回も導入されたりすると、たまに2時間を超える場合があります。
それから全周回数の75%を超えてレース中断になった場合は、その中断になった瞬間の順位の、1周前の順位がレース結果となり、ここで終了となってしまいます。
75%に満たない場合は、2ヒート制といって、もう一度仕切り直しでレースを行なう場合があります。
この場合は2回のレースの合計タイムで順位が決まります。よって、1回目ですごく速くても、2回目で遅ければ優勝できない可能性もあります。
2回目を観戦しても、1回目のタイムも加算して考えなくてはならないので、見た目の順位と実際の順位が食い違う可能性があり、非常に分かりづらくなるという欠点があります。
75%に満たなくても、レースが終了してしまう場合もあります。重大な事故や、豪雨の場合等、レース続行が不可能な場合に適用されます。このときは、レース後に与えられるポイントは半分になってしまいます。
優勝しても10点ではなくて5点になってしまいます。5点の人は2.5点という半端な数字になってしまいます。
ということで、4回のワールドチャンピオンであるアラン・プロストは、総獲得ポイントが798.5ポイントということになっています。


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