ドライバーってどんな人たち?

最近は、昔のように個性的なドライバーが減ったといわれています。 テレビの映像から観ても、特徴ある走りを見分けるのは難しくなってきています。
個性的なドライバーが減ったという原因もありますが、 別にそれだけではありません。
マシンのハイテク化や、中継のやり方にも問題があります。
まず、ハイテク化ですが、現在は様々な技術によりハイテク化されてしまっている為、人間の技術の差を出す部分がなくなってきているということが考えられます。
昔は「いかに自分の腕で速い走りをするか」でしたが、今は「いかにハイテク化し、それを使いこなすか」が速さのキーポイントになってきています。大分規制も強化されてきているので、人間の腕の差が出てくる傾向に戻りつつありますが。
二つ目は、テレビの中継方法です。 きめ細かい中継が無くなってきているということです。
F1がブームだった1980年代後半から1990年代前半までは、フジテレビ独自でサーキットにカメラを設置し、国際映像と独自の映像を多用しながら放送していました。
毎年の予算や高い放映権料の問題もありますが、現在の地上波に限っては、現地のレポートもありませんし、スタジオで初心者が集まって中継しているだけになってしまいました。
特に地上波は、長年関わってきた、森脇さんが解説する場合や、元F1ドライバーの片山右京が解説するときはまだ救われますが、マッチが解説だったりすると、たまにちんぷんかんぷんなことをしゃべったりします。
実況も塩原・三宅・馬場といったF1ベテランのアナウンサーはいなくなり、若いアナウンサーが実況を行なっています。
個性的なドライバーが減ったと感じるのは、例えばフジテレビがある特定のドライバーの特集を組んだりしないというのも原因の一つです。
毎年新人ドライバーがたくさんいるわけですから、放送枠の最初2〜3分でもいいから、新人ドライバーが今までどんな活躍をしてここまできたか、という情報を与えれば、観ている人はもっと親しみやすくなるはずです。
ドライバーの「歴史」や「人間性」にもっとつっこんだ映像や解説が必要ですね。最近F1を観た人は、たとえば2005年にいたモントーヤなんかは、モントーヤ=コロンビアの暴れん坊といわれても、特に暴れていなかった場合も多く、意味が分からないかもしれません。

地元コロンビアではF1開催がありませんから、地元でどれくらいもりあがっているかとか、アメリカのCARTでどれほどの活躍をしたかとか、スタローンの「ドリブン」の映画に少しだけど出ていたとか、小話でもいいからテレビで伝えるべきでした。(結局F1からは去り、アメリカのレースで活躍しています)
昔は結構弱小チームやマイナーなドライバーも解説していたものでした。現在はトップチームの人間を、しかも表面的に紹介するだけで、バトン=イケメンとはいっても、性格も分からないですし、F1以外の活躍も分からないですし、内容の濃い紹介をしてほしいですよね。
ファンというのは、どこの世界でも「人間性」に惹かれるわけですから、歴史や性格をもっと知りたいと思う人が多いはずです。


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