2005レギュレーション変更点


【リヤリングとディフューザー】


リヤウィングのフラップ取り付け位置が15センチ前方となりました。翼端板の取り付け位置は2004年の内容が引き継がれることから、エンドの位置は変わらないで、全体的に15センチほどまえに伸びるような感じになります。どのチームも前方へはギリギリに抑えたいということで、ギリギリの翼端板にフラップをつけてくることでしょう。
ディフューザーはマシン底面から12.5センチしか上に切り上げられなくなりました。これにより、マシン底面から流れてくる空気を後方に逃がすことで得られるダウンフォースの力が減ることになりました。



【フロントウィング】

フロントウィングは、最低地上高がマシン底面から15センチという規定になったため、2004年よりも5センチ持ち上げられることになりました。これにより、マシン底面を流れる空気によるベンチュリ効果が減り、ダウンフォースが減ることになります。ノーズ部分は規定がないため、ノーズ部分だけを下げてくるチームも多いようです。



【タイムスケジュール】
金曜日
11:00-12:00 プラクティスセッション1
14:00-15:00 プラクティスセッション2
土曜日
9:00-9:45  プラクティスセッション3
10:15-11:00 プラクティスセッション4
13:00-    公式予選1回目
日曜日
10:00-    公式予選2回目
14:00-    決勝レース

例外規定:
1)モナコでの金曜日分プラクティスセッションは木曜日に実施
2)日曜日の予選開始時間
マレーシア(11:00)、バーレーン(10:30)、カナダ(9:00)、アメリカ(9:00)、イギリス(9:00)、トルコ(11:00)、日本(10:30)
3)日曜日の決勝開始時間
マレーシア(15:00)、バーレーン(14:30)、カナダ(13:00)、アメリカ(13:00)、イギリス(13:00)、トルコ(15:00)、日本(14:30)

2005年5月第7戦より、公式予選2回目はなくなり、予選が土曜日1回となりました。出走は、前GPの結果の逆の順から走り始め、前GP優勝者が最後にアタックをします。

【タイヤ】
タイヤは予選から決勝まで同じタイヤを使用し、タイヤ交換ができなくなりました。パンクなどやむを得ずタイヤ交換をする場合は、同時に給油をすることができなくなりました。
競技中にドライバーが使えるタイヤはドライタイヤ4セット、ウェットタイヤ4セット、エクストリームウェザータイヤ3セットまでとなりました。また、競技中にドライバーの交代があった場合、新しいドライバーは最初のドライバーに割り当てられたタイヤを使わなければなりません。
各ドライバーはドライタイヤ4セットの中から、フリー走行1日目に使用する2種類の異なるスペックのタイヤが用意されます。
各ドライバーは、フリー走行2日目の8:00(北米開催は7:00)までに、それ以降に使用するタイヤのスペックを指定しなければなりません。しかし、1日目の2回ともフリー走行がウェットとして宣言された場合、タイヤのスペックの決定は12:00(北米開催は11:00)まで延期することができます。
明らかに安全上の理由で予防的なタイヤ交換が必要な場合を除き、レース中にタイヤを交換できるのはタイヤがパンクまたはバースト、あるいは破損した場合に限られます。
2005年7月ハンガリーGPより、タイヤにできたフラットスポットによるタイヤ交換は認めることになりました。(但し同時に給油はできない。)


【エンジン】
エンジンは、2レースで1基のエンジンを使用することになりました。つまり2レース分戦える耐久性が必要になります。2レース1エンジンのため、例えば1戦目に壊れてりタイヤした場合は2戦目に新しいエンジンを使用でき、第3戦目も同じエンジンを使用します。エンジンが壊れていなくても、リタイヤした場合は無条件で次のレースで新しいエンジンを使用できます。但し、明らかに故意にリタイヤした場合は、FIAがリタイヤの原因となった証拠の提出を求める場合もあります。グランプリの途中、予選1回目までにエンジンを交換した場合は、そのレースの決勝では、予選順位の10グリッド後ろからスタートするというペナルティが課せられます。予選2回目以降にエンジン交換した場合は、最後尾から決勝スタートします。


【サードドライバー】
金曜日に走行するサードドライバーは、過去2年間において6戦以上のF1世界選手権出場経験を持ってなければはならないという規定がありました。2005年4月14日、この2005年のスポーティング・レギュレーション第58条bの規定を削除しました。これによりF1のスーパーライセンスを有すれば、どのドライバーも金曜日にサードドライバーとして出走することができるようになりました。








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