2006レギュレーション変更点
【エンジン】
4ストロークのレシプロエンジンのみ
排気量は2400cc以下(スーパーチャージャー禁止)
気筒数は8のみ
V型でバンク角は90度のみ
ボア径98mm以下、クランクシャフト58mm以上
エンジン最低重量95kg
エンジン重心位置165mm以上
可変吸気システムの禁止
【バージボード】

バージボードの最低の高さが5センチ上方に伸びました。これは、コースアウトした際や縁石に乗り上げた際に、バージボードの部品が散らばるのを防ぐ目的と、ダウンフォースを減らす目的の2種類から変更されました。
【リヤのクラッシュテスト】
リヤのクラッシュテストは、780kgのおもりを15m/s(これまでは12m/s)で衝突させる。これに耐えられなければならない。
【予選】
最初の15分間(第1セッション)は22台で争い、タイムの遅い6台はそこで予選終了。残った16台の第1セッションで出したタイムは次のセッションに持ち越されない。クリアとなる。タイムは、15分間の間で出したタイムのみ有効。15分経った時点で走っていたとして、そのままコントロールラインを通過しても、そのタイムは無効。
次の15分間(第2セッション)は16台で争い、タイムの遅い6台はそこで予選終了。残った10台の第2セッションで出したタイムは次のセッションに持ち越されない。クリアとなる。タイムは、第1セッション同様15分間の間で出したタイムのみ有効。15分経った時点で走っていたとして、そのままコントロールラインを通過しても、そのタイムは無効。
最後の20分間(第3セッション)は10台で争い、1位から10位のグリッドを決める。タイムは、20分間経過した時点で、その後、最初にコントロールラインを通過したタイムまで有効。
第11戦フランスGPより修正が入り、最終セッションは20分間から15分間に変更となった。第1セッションと第2セッションは15分間のうちに出たタイムだけが有効だったが、最終セッションのように、15分が終わる直前に走行していた場合は、その後チェッカーを受ければタイムが有効となることになった。
これで、3つのセッションともに、15分ずつで、且つ15分が終わるギリギリにコース上にいれば、そのタイムが有効ということに統一されることになった。また、フランスGPより、第一セッションは「Q1」、第二セッションは「Q2」、最終セッションは「Q3」という呼び名に変わることになった。
予選終了後、決勝開始前までマシンはパルクフェルメに収められる。
燃料は予選開始後40分間はすべてのクルマが給油可能。
最初の2回のセッションで離脱したマシンは、決勝のフォーメーションラップが始まる1.5時間前までに給油。
最後の20分間に参加するマシンは、決勝分の燃料は積んでセッションに臨まなければならない。但し、20分間に使用した燃料分のみ、レーススタート前に給油することが可能。
※1周辺りの燃料消費量をFIAが試算し、それをもとに周回数分の燃料を補給する。補給しなくても良い。決勝のフォーメーションラップが始まる1.5時間前までに給油。
※最後の20分は、ベストラップから110%を超えるタイムは、予選後の燃料補給対象周回に含められない。計測は第1セーフティーカーラインから第2セーフティーカーラインの間で行なう。インラップ・アウトラップも対象となる。(故意にゆっくり周回して燃料を補給するということはできない。)
但し、2006年第5戦ヨーロッパGPからは、インラップとアウトラップについては、安全対策で110%ではなく120%に緩められた。

※予選中にマシンにトラブルが発生した場合は、下記の順でグリッドの優先順位が高くなる。
1.フライングラップ(タイム計測周回)に入った
2.フライングラップができなかった
3.ピットから出れなかった
上記で同じ場合(例えば2台のマシンともピットから出れなかった場合)は、カーナンバーの若い方が上位グリッドとなる。
【タイヤ】
グランプリで使用できるのは7セットのドライタイヤ。
予選と決勝のスペック(硬さ)は同じものを使用。
予選と決勝スタート時は同じタイヤを使用。
タイヤ交換はレース中のいつでも可能。
【チームオーダーの禁止】
レース結果に影響を及ぼすチームオーダーは禁止となります。チームメイトに譲ったりチームメイトに有利になるようにペースを落としたりということはできなくなります。
【タイムスケジュール】
<金曜日> (※モナコGPでは木曜日)
フリー走行1回目 11:00〜12:00 (※イギリスGP09:30〜10:30、カナダGP・アメリカGPは10:00〜11:00)
フリー走行2回目 14:00〜15:00
<土曜日>
フリー走行 11:00〜12:00
公式予選 14:00〜
<日曜日>
決勝 14:00〜 (バーレーンGPは14:30〜、マレーシアGP・トルコGPは15:00〜、イギリスGPは12:00〜、カナダGP・アメリカGPは13:00〜)
【グランプリ中に使用できる車の数】
これまでグランプリ中は4台使用できたが、3台のみとなる。ただし、予選中は2台しか使用できないという規定はなくなり、3台となる。
【セーフティカー】
セーフティカーがコースから外れてレース再開する際に、先頭のマシンが故意にスローダウンして、一気に加速するという方法が禁止となる。故意に行なうとペナルティとなる。セーフティカーのペースは厳守する必要がある。
【フェンスに登ることを禁止】
ゴール後にフェンスによじ登ることは禁止。チームスタッフ、観客、カメラマン等、職種・業種に問わず禁止。
【スタート時のスタッフ位置】
スタート時にピットウォールにチームスタッフが居るのは禁止だったが、2006年からは2名までなら居ることができる。
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